東尾張乱射事件

【次回の記事予定】「お金」で「愛情」や「友情」が買える『脳内麻薬 ドーパミンの正体』を読んだ感想。

NUDE or Higashi

Owari Ranshajiken

ざわざわざわざわ

感想

本屋で出会った半透明少女たち

最近、古本屋さんになりたい!という漠然とした動機から、古本屋さんが記した本を読みはじめました(4冊目)。 じっさい読むと、開業するにあたっての実利的なノウハウよりも、失敗談や、なぜそのひとは古本屋さんに惹かれたのか? なぜ、世間一般でいうとこ…

古本屋さんに憧れて読んだ至極本。

古本屋になるには? その1。 ネット古本屋になろう!―無店舗で勝ち残れ! 作者: 河野真 出版社/メーカー: 青弓社 発売日: 2009/10 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 42回 この商品を含むブログ (10件) を見る 第1章:激変する出版業界第2章:気がつけ…

リチャード・パワーズ 

黒人がクラッシクの歌手として唄うとは? じっさいにはこの国にも音楽はあった。(……)数々の音楽ジャンルがあった。聖歌の合唱、ゴスペルのうめき声、丸太小屋の労働歌、奴隷たちが暗号で交わす逃走計画、ニューオリンズ方式のけたたましい葬式――そういった…

『離陸』絲山秋子を読みました。

離陸作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/09/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (18件) を見る 【作者初の長編】 絲山さんのブログで『離陸』のことがちょくちょくふれられていたので、ファンとしてはこうしてその長編が読めるという…

■まつたく予想だにしていなかった靖国を読んだ

『靖国』坪内祐三(著) 文庫の解説が野坂昭如(のさかあきゆき/作家・歌手?)氏でした。 野坂氏の祖母が、東京の榎本武揚(えにもとたけあき)邸へ女中見習いとして過ごした時期があったそうです。その祖母から聞かされた話を靖国へ展開していました。 つ…

『共食い』青山真治(監督)

共喰い [DVD]出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2014/03/05メディア: DVDこの商品を含むブログ (15件) を見る まず、“共食い”でググって出てきたグロ画像にたいへん胸を痛めました。 話題性におもねっていうと、エル・トポに出て…

『二郎は鮨の夢を見る/Jiro Dreams of Sushi』デヴィッド・ゲルブ (監督)

【感想】見始めて最初の五分くらいは、登場人物が寿司職人、悪く言えば素人の老人(85)ということもあってか、時間というものが、じつに地味に、しずかに、たんたんと、進行するかんじで、このチョイス!よもや失敗したのか?と鑑賞しながら、自問したりす…

村上春樹から受け継ぐエレクチオンしない頃

『色彩をもたない多崎つくると、巡礼の年』 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/04/12メディア: ハードカバー クリック: 3,074回この商品を含むブログ (344件) を見る 【友だちとは?それでもぼ…

■ゴドーがくるのを待ってしまったおれたち 

おどろきの中国 (講談社現代新書)作者: 橋爪大三郎,大澤真幸,宮台真司出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/02/15メディア: 新書購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (31件) を見る■去年『ふしぎなキリスト教』橋爪 大三郎 (著), 大澤 真幸 (著) …

■今や奴らのいいなり『ルポ貧困大国アメリカⅡ』

『ルポ貧困大国アメリカⅡ』堤未果(著) まえにPart1を読んだ。今なお残る記憶としては、新生児の死亡率が世界1位(先進国中)だということ。学費援助を受けるために若者が戦地へ赴くということ。会社(傭兵)から派遣された普通社員の人たちが普通に戦地…

■タモリの分数コード

【タモリ論】樋口毅宏(著) むかし、いいともにオザケンがでたとき、タモリがこう言ったの。『俺、長年歌番組やってるけど、いいと思う歌詞は小沢くんだけなんだよね。あれ凄いよね、“左へカーブを曲がると、光る海が見えてくる。僕は思う、この瞬間は続く…

■電気羊2.0はピカソの夢をピカっと見る

『現代アート入門の入門』山口裕美(著) 現代アート入門の入門 (光文社新書)作者: 山口裕美出版社/メーカー: 光文社発売日: 2002/10/17メディア: 新書 クリック: 25回この商品を含むブログ (25件) を見る現代アートにどう興味を持ちどう作品に接したらよい…

■映画を見て涙をこらえるとき、ぼくの語ること

『CHRONICLE(クロニクル)」』ジョシュ・トランク(監督) 字幕なし版を視聴。2012年の映画で日本では未公開。 僕はネットを回遊していて、いくつかの映画批評サイトで知った。 これは「大傑作だ」、といった評をいくつか拝見。 僕がおもに頼りにさしてもらっ…

■村上隆とマイケルとカニエとケンタッキーフライドチキンとユニコーンで

■ユニコーンステークスチャーリーブレイヴを軸に……馬単で勝負。 ■結果はまたハズレ(涙)。 ため息が…… 『想像力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」』村上隆(著) 創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」 (角川oneテーマ21)作者:…

『行動観察科学』というけれど、酢が臭いのはわかっている。ネコが可愛いのもわかっている。

講談社新書のカラフルな帯に惹かれて購入。顕在ニーズ(可視)と潜在ニーズ(不可視)という文句が、氷山のイラスト付きで表現されていていた。で、この氷山の見えない部分に「行動観察」科学が適用されるようなのである。ビジネスマンのための「行動観察」…

■「やんちゃDE賞」、あるいは「冒険力」について

『賭けに勝つ人嵌る人』松井政就(著) ラスベガスでの体験談と著者の「勝負哲学」といったところでしょうか。 ラスベガスといえばルーレット。(!)しょうじき僕には、今ひとつピンと来ないゲーム。が、そう思ったのは最初だけで、最後までとても面白く読…

■NHKスペシャル 未解決事件 セレナ・ウィリアムズ

■マーメイドステークスG3について今回はいよいよ弱気になって三連複(午後3時まで混迷)。 2マイネオーチャード 5ピュアブイーゼ 10ミッドサマーフェア 13エーシンメンフィス 14マルセリーナ結果は、またしてもハズレ。 13アグネスワルツは買えなかった。…

■映画『スティング』には見ないギャンブルの負け方

■競馬の負け方について 連敗しているので多少なりとも落ち込んでいる、自分。 大数の法則で言えば、このまま永遠に負けつづけることも不思議ではない。つまり、より緩く(おだやかに)「負ける」ことに重点を置くのならば、今、この時点でその賭け方を、三連…

『福音書』と『ツァラトゥストラ』

『福音書』(岩波文庫 塚本虎二訳) 新約聖書 福音書 (岩波文庫)作者: 塚本虎二出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1963/09/16メディア: 文庫 クリック: 45回この商品を含むブログ (33件) を見る マルコ福音書 マタイ福音書 ルカ福音書 ヨハネ福音書 いわずと…

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