東尾張乱射事件

【次回の記事予定】「お金」で「愛情」や「友情」が買える『脳内麻薬 ドーパミンの正体』を読んだ感想。

NUDE or Higashi

Owari Ranshajiken

ざわざわざわざわ

『ネットがあれば履歴書はいらない』佐々木俊尚(著)

 一貫しているテーマはサブタイトルにもある「セルフブランディング術」。これまで機能していた権威や肩書きなどに依存せずとも、いまの時代、ブログやツイイッターなどを利用することによって、それまでには無かった選択や期待してもよい結果が、得られたとしても不思議ではない、というところ。また、ネットにおける合理的かつ、最新の情報収集の方法なども解説されており、かなり役に立つ。おまけに「その気に」もなってくる。なぜ「その気」になるのかといえば、まったくの無能者であろうと、情報音痴であろうと、ゲスであれブスであれ、誰にでも開放された技、最初の第一歩ともいえる指南技が、何種も紹介されてもいた。ゆえにその件(くだり)を読んでしまうと、ついつい「これさえやれば、俺だってイケるかも?」などと感染してしまう、というかある意味、まかり間違って現在勤めている会社を辞めてしまうといった人がいてもおかしくないと妄言さえできる、としながら親書としてはまことにおもしろかった。



『ネットの帝国主義と日本の敗北』岸博幸(著)

 まえがきに「ネットやメディアの世界に詳しくないか方を対象にている」とあるゆえか、しょうしょう拍子ぬけた読み物だった。もしかしたら、あらけじめいくつかのキーワードを編集者かなにかに提示されて、そこへリンクしそうな現在的な事象を無理くりあてはめてみたという感じがしないでもなかった。

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