■映画を見て涙をこらえるとき、ぼくの語ること
『CHRONICLE(クロニクル)」』ジョシュ・トランク(監督)
字幕なし版を視聴。2012年の映画で日本では未公開。
僕はネットを回遊していて、いくつかの映画批評サイトで知った。
これは「大傑作だ」、といった評をいくつか拝見。
僕がおもに頼りにさしてもらっているのはこちらのサイト様 ↓
『くりごはんが嫌い』
『メモリの藻屑 記憶領域のゴミ』
『クラッチCINEMAs』
字幕なし英語による理解、実はさっぱりだけれど、↑にある解説を読んだあとだったので、なんら問題なく楽しめたしだい。
自分の感想としては面白かったという以上に、むしょうに感情移入させられた!? という表現だとちょっと語弊がある感じ。
設定にくすぐられる面が多分にあったのかもしれない。ジェダイの騎士ばりのForce。ぱっとしない主人公。手持ちカメラの臨場感。竹コプターなしで飛んじゃうぜ。俺たち三人組。でもって生きている以上、いっこう終わらないこのシャッタ、ファッカーなどうしようもない腐った日常。
あと自分の場合は「母の死」という設定がまた、己の昨年とそのままかぶるだけに、主人公が「暴れくるう映像」がままに、なぜだか泣けてしまいそうな自分の顔面とその頬っぺに、ふさがらない傷の赤みのようなものをじんじんじんじんと感じた。
そんなわけで自分はこの映画を
「親孝行できなかったバカ息子の悲劇」
というふうに捉え(私的に)、もちろん次は字幕つきのブルーレイで見ようと思う。
■第54回宝塚記念について、
フェノーメノ、ゴールドシップ、ジェンティルドンナの三強勝負というわけで、自分はジェンティルドンナで勝負。
結果は、ゴールドシップ(調教に内田博が参加)が圧勝。
2着がダノンバラード。
そしてこの問題の2着という事件。
土曜日に見た「馬キュンTV」で、吉本芸人の石川ことみさん(馬主の娘・北海道出身)が、このダノンバラードを対抗予想にして、見事に当てていたことなる。
また検索すると『ことみのブログ』というブログ発見。
番組収録時の画像がアップされており、手束真知子さんのエロエロなお姿も!!(まぶしい)
自分はトーセンラーで連敗更新……( ´_ゝ`)
ちなみに民放の解説者は、内田騎手の意気込みに応えたゴールドシップの末脚とその関係に涙ぐんでいた。
馬と人との関係。
はっきりいってうらやましい。
人(他人)が自分のために何かをしてくれるというのは、なかなか(自分の場合はとくに)ない。
またあったとしても、「いつかは見返りをしないといけない」的な、なにか気まずさがないといえば、嘘になるし、そのひとと関係がある以上「何か」しなくっちゃあまずい、というか「何もしない何も言葉をもたいないまま」でいたら終わってしまう。
そう、孤独を恐れるきっかけが見え隠れするのを意識してしまう、という意識をエネルギーとか動機にして、最終的には「見返りのない何かを自分はしています」的な喜びとして生きているのかもしれない。といった無意味なことを、美しい馬の走るすがたを見ておもった。
ほんと馬は美しい。
さて、今週はいよいよ中京競馬。