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東尾張乱射事件

【次回の記事予定】「お金」で「愛情」や「友情」が買える『脳内麻薬 ドーパミンの正体』を読んだ感想。

NUDE or Higashi

Owari Ranshajiken

ざわざわざわざわ

小説(あらすじと感想)

リチャード・パワーズ 

黒人がクラッシクの歌手として唄うとは? じっさいにはこの国にも音楽はあった。(……)数々の音楽ジャンルがあった。聖歌の合唱、ゴスペルのうめき声、丸太小屋の労働歌、奴隷たちが暗号で交わす逃走計画、ニューオリンズ方式のけたたましい葬式――そういった…

『離陸』絲山秋子を読みました。

離陸作者: 絲山秋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/09/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (18件) を見る 【作者初の長編】 絲山さんのブログで『離陸』のことがちょくちょくふれられていたので、ファンとしてはこうしてその長編が読めるという…

カート・ヴォネガット・ジュニア

スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302)作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,和田誠,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1978/12/31メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 894回この商品を含むブログ (236件) を見る『スロ…

『肩胛骨は翼のなごり』はイギリスの児童文学で、表紙は絵でなく人形だったという発見

肩胛骨は翼のなごり (創元推理文庫)作者: デイヴィッドアーモンド出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2009/01/22メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (27件) を見る 『肩甲骨は翼のなごり』デイヴィット・アーモンド(著)山田順子(訳) ボ…

退屈な人生とたたかうとき、人は田村を待つときだけ休める

田村はまだか (光文社文庫)作者: 朝倉かすみ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/11/11メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (41件) を見る『田村はまだか』朝倉かすみ(著) 札幌はススキノのスナック。小学校のクラス会のために集った、男3…

『ザ・ロード』コーマック・マッカーシーを読んでみる

ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)作者: コーマック・マッカーシー,黒原敏行出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/05/30メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 54回この商品を含むブログ (68件) を見る 『ザ・ロード』コーマック・マッカーシー(著)黒原敏行(…

これぞ詩『わたしは罪悪に向かってまさに勃起したのだ』byジャン・ジュネ

泥棒日記 (新潮文庫)作者: ジャンジュネ,朝吹三吉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1968/10/02メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 186回この商品を含むブログ (41件) を見る『泥棒日記』ジャン・ジュネ(著) 父なく母にも捨てられ、泥棒をはじめ淫売婦に乞食…

明日のことなんて、どっちでもいいんじゃない主義

グレート生活アドベンチャー (新潮文庫)作者: 前田司郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/08/28メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (22件) を見る 『グレート生活アドベンチャー』前田司郎(著) ゲーム好きの無職(30)が、スーパーに…

トルストイは負け組であろうとしたのか問題

光あるうち光の中を歩め (新潮文庫)作者: トルストイ,原久一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/05メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 92回この商品を含むブログ (41件) を見る『光あるうち光の中を歩め』トルストイ(著) 理想(信仰)に生きる貧しき…

名作っぽい『華氏451度』レイ・ブラッドベリを読んでみる。

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)作者: レイブラッドベリ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/11メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 115回この商品を含むブログ (102件) を見る 『華氏451度』レイ・ブラッドベリ(著) 本の所蔵さえ違法となる未来世界。そ…

恥と空気の国で、血と暴力の国を読む

血と暴力の国 (扶桑社ミステリー)作者: コーマック・マッカーシー,黒原敏行出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2007/08/28メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 182回この商品を含むブログ (123件) を見る 『血と暴力の国』コーマック・マッカーシー(著) 原題…

穴だらけの人生 ホール・イン・マイライフ 

坑夫 (新潮文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/09メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 65回この商品を含むブログ (38件) を見る 『坑夫』夏目漱石(著) 筒井康隆のエッセイかなにかに、漱石を読むなら「いちばん最初は、いちばん読みや…

三島由紀夫を読んでみるPart4 “なにも望まないということは、取捨選択の権限を失うことだ”

音楽 (新潮文庫 (み-3-17))作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1970/02/20メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 202回この商品を含むブログ (86件) を見る 『音楽』三島由紀夫(著) ある精神分析医の一人称語り。 チックという顔面痙攣に悩む女…

読書感想文の夏

明暗 (新潮文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 105回この商品を含むブログ (64件) を見る 『明暗』夏目漱石(著) 遺作であり約600ページの未完作品。その内容はどうも三角関係らしいというこ…

実在するエロマンガ島とギャートルズに心打たれる『エロマンガ島の三人』

『エロマンガ島の三人』長嶋有(著) erromangoという島が南国に実在しているらしい。それならば「エロマンガ島へ行ってエロマンガを読もう」というもの。 登場人物らがゲーム編集者であることから、小説における「引用」や「小道具」として『アムロいきまー…

三島由紀夫を読んでみるPart3 美しいひとに出会うとまずプラトニックになるという欲望

禁色 (新潮文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1964/05/04メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (59件) を見る 『禁色』三島由紀夫(著) 二行であらすじ 希にみる美しい容姿をした青年と出会った老作家は、その青…

三島由紀夫を読んでみるPart2 信じてみようという休憩 疑ってみるという仕事

永すぎた春 (新潮文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1960/12/13メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (46件) を見る 『永すぎた春』三島由紀夫(著) 二行であらすじ 資産家の息子と古書店の娘とが織りなす婚約中…

三島由紀夫を読んでみるPart1 生身の筋肉なんて幻にすぎないんだ―説

『鏡子の家』三島由紀夫(著) 鏡子の家 (新潮文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1964/10/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (25件) を見る ざっくりとしたあらすじ 社会に出たばかりの四人の青年と、鏡子と…

J・G・バラードを読んでみる

沈んだ世界 (創元SF文庫)作者: J.G.バラード,峰岸久出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1968/02メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 59回この商品を含むブログ (18件) を見る 『沈んだ世界』J・G・バラード(著) 地球温暖化の果てに水浸しとなった世界。…

岩波文庫と佐野洋子

『ビリー・バット』メルヴィル(著)坂下昇(訳) わりかし薄い本なので、遅くとも一週間あれば読了できると手にしたものの、小説の舞台である「海」や「商船」や「軍艦」にまつわる固有名詞につまづき、いじり回したような訳者の表現に目を回し、やうやう読…

労働なんてヤドゥー(嫌です) 『ぼくは落ち着きがない』より

脳病院へまゐります。 (文春文庫)作者: 若合春侑出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (26件) を見る 『瑙病院へまゐります』若合春侑(著) タイトルもかっこいいし全編にわたって歴史的か…

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